【ありたい自分(メンタル編)】少しでも生きやすくなるために、私が意識している4つのこと

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感情に振り回されていた、かつての私

海辺で瞑想している女性の後ろ姿

ほんの一年前までの私は、感情の波に振り回される毎日を送っていました。
ちょっとしたことで気分が沈んだり、誰かの言動にイライラしたり。

心がいつも慌ただしく、自分にすら疲れてしまっていたのです。
「なんでこんなに生きづらいんだろう…」
「どうしてこんな性格なんだろう…」

そう感じる中で、私は少しずつ自分と向き合うようになりました。
すると、「自分や人に対して“こうあるべき”という思いが強すぎた」ということに気づいたのです。

自分の理想通りにいかないと、すぐに感情が動いてしまう。それが、私を苦しめている原因でした。

じゃあ、「どんな自分であれば、少しでもラクに生きられるのか?」
そこから私は、少しずつ自分の思考を整えていくことにしたのです。

「余裕をもつ」ことを意識する

ここで言う“余裕”とは、時間的なものではなく気持ちの余裕のこと。

私は接客業をしていますが、1時間半以内に接客を終えなければならないという制限があります。
でも、お客様が時間通りに来ないこともあるし、自分の予定通りにいかないのは日常茶飯事。

以前の私は、そんな状況ですぐに焦り、心の余裕をなくしていました。

でも今は、「あ、私いま焦ってるな」「どうしようか考えよう」と、自分の状態に気づくことを
意識しています。
この“気づき”があると、自分との対話ができるようになり、心の余裕が少しずつ戻ってくるのです。

私の中での心の余裕の基準は、「にっこり笑えるかどうか」

笑顔って、気持ちにゆとりがないと出ないものですよね。
「笑う門には福来たる」ではないけれど、笑顔があると自然と心も落ち着いてきます。

「視野を広くもつ」ことを心がける

「視野を広くもつ」

かつての私は、いわゆる白黒思考のタイプでした。

「私はこんなに頑張ってるのに、なんであの人は…?」
そんなふうに、自分の基準だけで物事を見て判断していました。

でも、物事にはいろんな角度からの見方があります。
相手と自分では、見ている世界も感じ方も違うんですよね。

ある日、私が大切に育てている植物の葉っぱが虫に食べられてしまったことがありました。
「最悪〜!」と友人に写真を送ったら、こんな返信が返ってきたんです。

「虫さん、お腹すいてたんだね」

…えっ!?と思いましたが、なぜかその一言で心がふっと軽くなったんです。

私は「植物が傷つけられた」ことしか見えていませんでした。
でも、友人は「虫の気持ち」にも視点を置いていたんです。

どんな物事も、良い面・悪い面の両方があります。
視野を広げることで、ひとつの価値観に縛られず、いろんな受け止め方ができる自分でいたいなと思います。

「客観的に見る」ことを習慣にする

感情に飲まれてしまうときこそ「なんで私はいまこう感じているんだろう?」と
自分に問いかけてみる。

「相手のどんな言葉が嫌だった?」
「本当は、どうしてほしかった?」
「私が本当に望んでいたことって何?」

こうして感情の“元”をたどっていくと、自分の本音に気づけるようになります。

そしてそれを繰り返していくうちに、自然と感情のコントロールがしやすくなりました。
自分を俯瞰して見る癖をつけることは、思っている以上に大きな変化をもたらしてくれます。

「自分に視点を置く」ことを忘れない

これは私にとって、いちばん大きな気づきでした。

「周りにイライラする=周りに期待している」という状態。
つまり、自分の人生なのに、誰かの言動に感情を任せていたのです。

でも本当は、どんなふうに考えて、どんなふうに動くかは、全部自分次第。
全て自分が納得できるよう自分で行動すればいいのです。

それに気づいてから、「私は自分の人生を自分で選んでいきたい」と思えるようになりました。

人と比べて落ち込むことももちろんあるけど、
「じゃあ私は何ができる?」「真似できそうなことはある?」と、視点を自分に戻すことができるようになってきました。

おわりに:完璧じゃないけど、それでいい

私は今でも、感情が乱れる日があります。
でも、以前より少しだけ、自分を落ち着かせるコツを知りました。

早く気づけたらよかったけど、でも今だからこそ気づけたのかもしれません。
この年齢で、ようやく自分と向き合えるようになってきたのです。

完璧じゃなくても大丈夫。
少しずつ整えていけば、きっともっと「好きな自分」に近づけると思っています。

もし、今の自分がちょっと生きづらいと感じている方がいたら、
この文章がすこしでも心のヒントになれば嬉しいです。

just be you という手書き

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